TOP - ASTRONOMY SIDE - ANNULAR SOLAR ECLIPSE 2012
概要
人生初の金環日食
皆既日食は海外まで見に行く価値があると思っていましたが、金環日食はそこまではないかなと思っていたため、今回が人生初の金環日食となりました。数日前から天気予報サイトとにらめっこの日々が続きます。車を持っていないため電車で移動できる範囲で観測のしやすそうな場所を探し、前日の昼過ぎに那須塩原に決定、移動開始。祈るような思いで朝を迎えました。結果は、薄雲がありつつも、撮影には支障無い程度の晴れが続き、楽しく観測を行うことができました。
機材
参考までに掲載している写真の撮影した使用機材を紹介します。FS-60CB鏡筒(+フラットナー)、TG-SP赤道儀、Nikon D300s。
金環日食前後の連続写真

金環日食の前後のみを連続写真で並べてみました。なにか太陽が転がっているかのような映像になりました。
下に反射しているようなものは飾りとしてつけたもので実際には見えないものです。
第2接触の連続写真

金環日食の始まり(第2接触)。つまりリングがつながる瞬間を数秒間隔で撮影したものを並べました。
第3接触の連続写真

金環日食の終わり(第3接触)。つまりリングが切れる瞬間を数秒間隔で撮影したものを並べました。
月の表面には凹凸があるため、太陽の縁は、とぎれとぎれにきれていくことがわかります。ベイリービーズという現象です。
第2接触でも同様の現象が起きていますが、月の凹凸の少ない部分だったため、あまりビーズ状とまではいかない感じでしょうか。