Quartz Composerにどっぷり!
iTunesビジュアライザーを作る

今回のテーマ

今回のテーマは、iTunesビジュアライザーです。Quartz Composer でiTunesビジュアライザーを作ります。

推奨環境 この解説は、以下の環境が必要です。ご確認ください。

改版履歴

iTunesビジュアライザー

今回のテーマは、iTunesビジュアライザーです。Mac OS X 10.5 で、Quartz Composer は大幅にグレードアップしまして、iTunesビジュアライザーが作れるようになりました。iTunesビジュアライザーというのは、iTunesの音楽に合わせてグラフィッグがグリグリ動くあれです。

新規作成するときに、テンプレートから「 Music Visualizer 」を選んでもいいですし、作成した後でも、[ Editor > Edit Protocol Conformance... ] メニューを選んで、[ Music Visualizer ] にチェックを付けてもよいです。すると、自動的にいくつかのパッチがエディター画面に表示されます。

追加されているパッチは以下のとおり。Requiredと書かれているのは、iTunesビジュアライザーには必須のパッチで削除できません。Optionalは削除可能です。

Quartz Composer に慣れている方なら、この情報だけで作れると思います、以上(笑)。

試すには?

作ったはいいけど、どうやって試すのかですが、iTunesを起動して、ビジュアライザを表示させてください。ビジュアライザの種類は、標準のiTunesビジュアライザではだめで、旋盤やゼリーにします。Quartz Composer が iTunes と通信して情報を取ってきますので、Quartz Composer の中で iTunesビジュアライザとして動くようになります。

完成したら、/Library/iTunes/iTunes Plug-ins/ にいれましょう。iTunesを再起動すると、メニューに現れます。

この Quartz Composer のファイルをそのままスクリーンセーバーにしたときにどうなるかですが、iTunes で、ビジュアライザを使っているときは、音楽の情報が取れるようになりますので、スクリーンセーバ内で曲名表示などもできます。応用が色々と考えられそうです。