金星が太陽の前を通過する天文現象を「金星の太陽面通過(日面通過)」といいます。金星による日食ともいえますね。100年に2回しか起きず、今世紀は今回が最後という非常に希な天文現象です。先日の金環日食に続いて自宅は雨の予報のため、遠征先を名古屋に決定して移動開始。
　朝、観測地に行くと空全面を覆う雲。少々不安になりつつ待っていましたが、金星が太陽面に潜入する7時過ぎになっても雲は切れず。しかし、ようやく9時頃、西の空から青空が広がり一気に快晴。それからは、ほとんど雲に遮られることなく、13:40までの5時間までたっぷり観測と撮影を行うことが出来ました。