プラネタリウムソフトと宇宙旅行ソフトの2つの機能を持つソフト。しかも、この2つの機能がシームレスに繋がっているところがこのソフトの凄いところ。プラネタリウムソフトは星を選択すると、その星の情報を表示する機能が使えるようになるものが多いですが、このソフトの場合、その星に飛んでいくことができるのです。
しかも、地表から自分がロケットになってその星まで飛んでいくように画面が変化していくのです。[ Grand Tour ] というのを選ぶと [ 月→火星→フォボス→土星→アルキオーネ(M45)→地球 ] とオートパイロットの恒星間旅行が楽しめます。近くの星雲にまで飛んでいって、星雲の周りをグルグルまわることもできます。
プラネタリウムソフトとしてもなかなかに高機能で、月の満ち欠けや惑星の衛星の位置や星雲/星団のイメージも表示されます。Retina Displayの対応で非常に綺麗。
また、プラネタリウムソフトでは当たり前になった拡張現実機能ですが、Redshiftではこの機能の自動オンオフが特徴です。机の上においている時はオフ。空にかざしている時はオンになるのです。これは便利。
このように高機能にもかかわらず操作性がかなりよく考えられていて使いやすいのもポイント。ちょっとお高いですが、Universalアプリでもあるし、それだけの価値はあると思います。
Redshiftは、人工衛星や彗星や小惑星のデータをインターネット上から取得する機能を持っています。[ 画面右下のTools → Download New Objects ] を選ぶとダウンロードしたいものが選べますので、更新すると最新の情報が得られます。